今日の午後は、開発中の新しいハードウェアのデザイン関係の打ち合わせ。意匠デザインは、いつも実装設計とのトレードオフが沢山でるのだが、今回はデザインを徹底的に優先にして、実装はそれに合わせるという方針を、デザイナーらと確認した。
実際に、僕がどこまで我慢できるかではあるが、妥協せずに徹底してやってみたいのは、前回妥協したことが心にひっかかているからではある。大昔に、民生のテープレコーダーなどの開発をしていた頃は、よく実装の難しさからプリント基板の面積を少しでも大きくしてほしいと、機構設計者に嘆願するものの、意匠が変わるからダメと冷たく言われた思い出がある。
しかし、不思議なものでダメと言われると、なんだかんだそれじゃといって、実装を工夫してなんとかしたものだった。
というわけで、原点に戻って、今回はとにかくデザイン優先で妥協せずにやってみることにした。