Pokémon Goのもたらす功罪は、いろいろとニュースとして取り上げられている。中には、ここぞとばかりに自分のプレゼンスを示したいのか、諸悪の根源見つけたり的な発言の人もいたりして、そのインパクトの強さがわかる。
ところで、]Pokémon Goは、スマートフォンが送信する位置情報が処理されて、ゲームを構成している。そこで、この流行は、位置依存のサービスに対する認知を、一気に拡大するのかもしれない。
もちろん、今までだって携帯からは位置情報が得られることや、地図アプリやグルメアプリ、乗り換え案内など様々なアプリで同様のことはされている。今回の流行は、そういうものの一つではあるが、車に乗らない人も、レストラン検索しない人にも、かなり直接的にあなたの位置情報を使ってますよがわかりやすく感じれる気がする。
いまのところ、位置情報を提供することによって、ゲームを楽しめるというのは、バーターなわけだけど、そのうちに一皮むける何かがあるかもしれない。
そんなわけで、この流行で多くの人が、自ら生成している情報というものに価値があることを認識してくれると、その流通を目指すEverySenseには、良いトレンドと捉えて、密かにほくそ笑んだりしている。