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2016-11-18 意味わかんないんですが....

_ [仕事][] 意味わかんないんですが....

  今日は、ECのオフィスビルで、日欧共同研究プロジェクトのレビューミーティング。ECと日本のNICTが共同で付託するプロジェクトなので、日欧双方から各2名ずつのレビューワーとPM、事務方が参加し、対応する研究チームメンバー13名が順にプロジェクトの進捗や成果を報告。

  このプロジェクトでは、欧州の慣例的なスタイルなのか、とにかく三ヶ月単位くらいで提出する報告書や公開文章の数が沢山ある。レビュワーは、これらの文章を先に読んだ上でこの会議に参加されている。とはいえ、提出後にメールなどで質疑がされるのではなく、この場でいきなり顔をあわせるので、当然ながら解釈の相違も説明不足なことも、その後の進捗で変わった部分もある。

  ここで、会議そのものは、英語で行うので、日本人のレビューワーの方も英語で質問し、こちらも英語で答える。また、欧州側も必ずしも英語母国語ではないが、そこは日常的に英語を使ってる人達なので、皆さん流暢だ。

  しかし、ディスカッションというか質疑でいつも思うのは、結構 質問の本質を聞き取らずに、回答が長くなるパターンに陥ることだ。もちろん、質問する方と持っている情報量が違うので、「はぁ? なに言ってんだ? もしかして、まったく分かってない?」的に感じる質問もある。また、質問者にしてみれば、「だから、聞いてんのはそこじゃなくて、AかBかどっちって聞いてんだからさ、サクッとどっちか言ってよ」的な事も多々あるわけだ。

  こういうのは、素直に「すいませんが、ご質問の趣旨と違う答えをするといけないので、確認させていだきますが、ご質問はxxxということで良いですか?」的に、確認することが重要なのだが、これがなかなかな出来ない。まあ、こんな丁寧な言い方したとこで、「はぁ、意味わかんないんすっけど..xxxつう事?」みたいに聞こえちゃって、気分を害したら悪いなという遠慮から、ついつい質問を自己解釈した内容に対して、滔々と回答をしてしまうわけだ。

  僕は、日本語だと「えっ、言ってる意味わかんない」とか発言してしまい顰蹙を買う事しばしだけど、英語だと「correct me if I'm wrong but are you asking....」とか言えばいのだけど、まぁいきなり「Are you asking...」としても、さほど不躾ではないようで、むしろそういうやり取りで前提条件が明確になることが重要のようだ。

  というわけで、今日も心の声と発言の変換に明け暮れたのだが、基本的に変換が少ない=ストレートな方なので、ちょっと「くそ生意気な奴め」と思われたかもしれないが、それを気にしたら議論はできない。

  僕は、去年のレビューミーティングに参加できず、自分が主筆的に書いたドキュメントに対するコメントに対して、不満があったので今年はなんとしても参加したかった。結果的にはレビュワーの思うところも、十分に理解できたし、なによりもメンバーの成果がきちっと共有された感じがするので、とても良かったというのが、終了後の感想だ。

  夜は、〆に初日と同じ有名店で、再びムール貝。仲間の一人は、なんと4日連続で食べ比べをしていて、果たしてどんなレポートが出てくるかが楽しみだ。

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