広島から朝東京に戻って、幾つかの打ち合わせのあと、夕方に協力会社の事務所で打ち合わせ。ここ数年、注力してきたシステムについて、今後の展開を踏まえて、当面の作業をしている方々に内容の説明を実施した。
しかし、つくづくつくらいのは、システム全体をみて、次に個々の要素技術をということが、苦手な技術屋さんが多すぎる。自分の知識の範囲でわかるものをみて、そこにステイックしまうので、結局のところ全体の意味がわからなくなり、時には全体を壊す可能性がある。
5Gの議論もそうだけど、これだけ物事が複雑になると、システム思考や、モジュール化、階層構造を理解できない、研究者や技術者っていのうは、かなり先行きが暗いのではないだろうか。
もっといえば、システム設計とアナログ・ディジタルの境界域以外の要素技術者って、AIにとって代わられるかもしれない。