今日の午後は、山梨大学の大学院で特別講義。僕は、大学院修士の学生さんからすると、ちょうど親と同世代になる。今日は、そんな僕が、エンジニアとして取り組んできた仕事やら、標準化やら、最近のEverySenseの話やらを、2コマ連続で話させてもらった。
まぁ、得てして年寄りのこの手の話しというのは、昔話、自慢話に陥るわけで、学生さんにとっては、ともするとウンザリしてしまうことになるので、なるべくスライドよりもアドリブを多くして、語りかけるようにしてみた。
冒頭、今日の講義をアレンジしてくれた先生から、インターラクティブに質疑をしながら進めてという事を言ってくれたのだが、なかなかにやはり質問は少ない。そんななか、積極的かつそれなりに良い視点で質問してくれたのは、留学生だった。
まぁ、留学生が全てというわけではないだろうが、どうも留学生の方が探究心が強いなと思う事は、この講義以外でも多々ある。やりは、祖国を離れて勉強をするというのは、相当な覚悟というか目的意識がないとできることはではないので、当たり前のように積極的になるんだろう。
いづれにしても、今日の話しのなかの、どんな事でも良いので、彼らがこれからの研究者なり技術者なりの人生のなかで、ふと思い出してもらう事があれば幸いだ。