年度末絡みでIEEE802.11aiのことについても、いろいろと整理をしている。そこへ、2009年にフォーラム型の国際標準も推進して行こうと舵を切り出した当時の知り合いから、ちゃんとこの経験を紙に残しておくようにとの言葉を頂いた。
IEEE802.11については、電子通信学会のB-PLUSの特集に寄稿したのだが、これは2013年なので、未だTask Groupとして最初のDraft1.0さえも出来ていない時の記事だ。
幸いにして、今は全ての会合の議事録などもしっかりとあるが、そこに文字で表されない、あんなことやそんなことは、結局は記憶の中で薄れたり、美化されたりしてしまう。
というわけで、若い人に伝える意味でも、いまのうちに少し事実関係の整理くらいからでもしておこうかなと思った。
だからじゃないけど、とりあえずIEEE802.11aiのDraft 1.0以降の書面投票の推移を、グラフにしてみた。