基本的な僕の中での自己規制の一つに、新しい事を二つ同時にしてはならないというのがある。これは、プログラムやハードの開発をしていた時に身につけた規則で、実装において機能や性能の確認、うまくいかない時の切り分けなどの観点から生まれた。でも、これって、研究開発だけじゃなくて、仕事全般での適用ができる話しなので、いつも何かするときに頭のなかにう浮かぶチェックポイントだ。ちょうど、某ドラマで多部未華子さん演じる主人公の脳内に「うさぎを追うな」のテロップが浮かぶのと同じ感じで、「新しい事を同時にやるな」と浮かぶわけだ。
ところが、今回の出張は、まぁ見事に新しい事だらけだ。出国2日前からの移動待機、セントレア中部国際空港、更新したパスポート、フィンエアー、フィンランド/ヘルシンキ、エストニア、海外研修というパッケージへの参加....と、全て始めてのことだったりする。
そんなジンクスを気にしながらも、今朝は普通にセントレアへのバスも運行されていて、多少混雑はしていたものの、チェックインも問題なし。フィンエアーは、昨日、今日ともに通常運行だったけど、今朝の羽田からの乗り継ぎの人はどうにもならなかったわけだ。したがって、搭乗したフィンエアーは、結局は羽田から乗り継ぎ客がいない分、いささか空席がある感じだった。
EUへの入国時に新品のパスポートを出したら、最後に欧州に入ったのはいつかと聞かれた。サクッと思い出せなかったけど、こういうことは想定して携行していた一つ前の古いパスポートを掲示したら、職員もニッコリでクリア。
ヘルシンキに3時前に無事に到着。今回は、パッケージ化されているので、空港に現地の通訳の方がお迎えに来てくれているという、とてもありがたい状態。エストニアへの船の出発まで時間があるので、シベリウス公園や国会、大聖堂などのある観光スポットを回ってから、フェリーターミナルへ。まだ待ち時間があったのだが、日本からラグビーのビッグニュースが舞い込んできたので、ターミナルのWi-Fiで関連するニュース動画などを見ていたら出航時刻に。フェリーは、10階建くらいの大型船で、なかのカフェで遅めの食事。2時間くらいの旅程なんだけど、せっかくだからキャビンのベットで仮眠をして、無事ににエストニアのタリンに到着。こちらでも、現地通訳さんがお出迎えしてくれて、ホテルに予定通りに到着。
ボストンから先入りしている仲間とチャットで、とりあえず明朝あうことを確認して、やっと就寝。長い1日が終わった。