Interop2006の会場で、今回仕事でソリューションを提供するCATV事業者とともに、記者発表を行った。 IPマルチキャストによる地上波放送の再送信が放送として認められる可能性は出てはきたが、まだしばらく制度整備に時間を要するだろう。 今回発表のソリューションは、純粋に地上波再送信であり、CATV事業者は既にNHKの再送信許諾を受けているので、光ファイバを使って各家庭にTV放送を提供することが可能だ。 従来のHFCと違うのは、光ファイバに、GE−PONによるIPパケットも多重化する点だ。 これにより、結果的にはFTTHでテレビ放送の配信とIPによるインターネット、VoIPなどのサービスが同時に行えるようになる。
ことIPについては、PONではなくシングルスターのGBEでやりたいところだが、今回はTV配信との整合性からこのような方式が採用されている。 とにもかくにも、これでFTTHでのトリプルプレイがスタートするわけだし、地上波放送が観れるというのは大きな変化だ。