仕事の打ち合わせで、世界最大のネットワーク機器ベンダーであるCsicoのCBC(Customer Briefing Center)を訪問。 かつて、サンノゼにあるEBC(Executive Briefing Centers)に訪問したことはあるが、日本のCBCは初めて。 ここには、同社の全ての機器が動的に展示されているうえ、Use Case 毎に、コンパクトに利用シーンが再現されるブースが用意されている。 たとえば、医療系であれば、小さなベッドとベッドサイド機器などがあり、実際にナースコールや診察室での利用シーンなどが、再現されている。 さららは、ヤフードームに導入されているCiscoシートも動的体験ができるように設置されている。
欧米の企業で、とても参考になるのは、Use Case Scenarioが描けていて、そこにきちとん製品やサービスが当て込まれているところだろう。 ただ単純に、箱物の動的デモや、導入事例の紹介ではなく、顧客、市場の課題を明確にし、それに対するソリューションを、シナリオで示すというのが、大きなビジネスの創出には不可欠だし、イノベーションの源泉というのは、こういうところにあると感じた。