情報支援プロボノ・プラットフォームの会合に出席。 IT業界が、災害時の情報支援になにができるか、クロスオーバーに集まって、それぞれのスキルを活かして、横串な連携プラットフォームを作ろうという趣旨に賛同した人が、60人以上集まった。 それぞれ、いろいろな思いで、いろいろな活動をしているのだが、比較的問題意識は、共有しているようだ。
ここで、今回の被災者に対する、今今の支援として何ができるかという話と、今回の災害を教訓にに今後どうするべきかがあるのだが、もちろん、どっちをじゃなくて、両方必要なことだ。 多くの人が参加するということは、それぞれが自分の分野に注力したとしても、ポートフォーリオの厚さから、両方がカバーできるという期待がある。
僕は、情報救急箱のようなものを作って、それを全国の公的機関、民間、個人などに、地理的、論理的に分散配置して、災害がおこったら、まずそれをもって避難所に最寄りの人が駆けつけることで、情報経路の確保と状報(情報じゃない)の発信ができる仕組みが作れればと思っている。 救急箱には、被災後72時間くらいの間(インフラが復旧しない間)でも、情報を蓄積できる物をいれて早期に情報収集を開始し、携帯、ネット、無線LANなどの何らかの情報網ができたら、こんどはネットワークで伝達するなどの最低限必要なものを用意しておいたらと思う。
そして、大事なことは全国どこでも、ほぼ同じ救急箱があり、それを操作する人を講習などで、最低限のスキルを育み、全国に分散しておいたら、初動からの情報確立に役立つのではないかと思っている。
それから、僕らは事故や病人をみたら#119番するし、犯罪をみたら#110番する。 これと同じように、避難所にいったら#xxx番するみたいな、プリミティブな情報発信を、啓蒙することも大事だろうな。