今回の震災で、山梨の家は地震直後から翌朝まで停電だった。 このため、何度東京から電話をしても、"ネットワーク機器の故障により繋がりません"というアナウンスが流れていた。 これは、ひかり電話にしているため、結局ONUの電源がなければ電話もつながらないからだ。 1年くらい前の光の道論争で討論会をしたが、その時にSBMの松本氏は、"停電なんて今はほとんどないから、ライフラインとしての電源の問題云々を言うのはナンセンスだ"と言ったけど、これは事実誤認だし、今回のような大震災じゃなくて、停電はかなり発生しているのだ。 だから、"停電なんてほとんどないから大丈夫は"は、ご都合主義の暴論だけど、技術的にバッテリの小型化ができていることと、停電の平気時間が短くなっていることを考えると、これは十分に克服できる問題だというのは事実で、光化の排除要因にはならないと,僕は思っている。
もうひとつ、山梨の家はオール電化なので、停電するとなにも出来なくなる。 暖房は灯油のストーブがあるのだけど、これが電気がないと点火しないのだ。 昔の灯油ストーブは、マッチさえあれば点火したんだけど、最近のは電気ファンと組み合わさっていて、電気がないと使えない。 大昔に、実家から離れて生活を始めた時、最初に買ったのは、ベッドとアラジンのブルーフレームだった。 他のストーブと違い、天板でお湯を沸かしたり、煮物をつくったりできるのがよくて、ブルーフレームを選んだのだった。 少なくとも、五年くらい前まで所有をしていたのだけど、山梨の家を新築した時に処分してしまったのか、最近みていない。 もういちど、倉庫を探してみると家人が言っていた。
電波時計も標準電波が止って使い物にならないし、やはりプリミティブでシンプルなアナログ機器は強いなと、再認識。
それにしても、東京の街は、なんだか暗い...