今週は、ハワイ島にIEEE802の会議でいるのだが、日本やサンノゼとのテレカンが連日のように入ってる。そんなわけで、日本から持参したカップ麺の夕食が続いたのだが、今日はテレカンもないし、外にご飯でもと思ったら、ソーシャルの、すこし哀しい夕飯... あー、まともなご飯が食べたい。
テレカンは、もっぱらSkype、WebEX、GoToMeeting などなのだが、こういうテレカンとかは、日本の人はどうもうまく使えない人が多い。それも、定期的に行うミーティングなどでは、最初の数回で、慣れてくれる人はいいのだけど、なんだか毎回同じように音声がつながらなかったり、ノイズが多かったりする人もいる。
しかも、そもそもWEB会議にしてる理由は、資料の共用が前提なのに、そういう使い方を想定した準備をしていなかったりされると、かなり辛い。
日本では、グローバル化とかいってるけど、これからのグローバル化には、ITリテラシーがより求められるだろう。結局のところ、新しい道具を使うことも、新しい言語を覚えることも、自らの殻を破って、外へコミュニケーションを広げることなのだが、近視眼的な発想だとこれが出来ないのかもしれない。
大抵の場合、道具を適切に使えない人は、そもそもその道具を何のために使うのかというマクロ的なところが欠如しているようだ。そして、目の前にある特定の道具の使い方に齷齪してしまう。一歩引いて、マクロでみれば判ることを手を抜いて、わけも分からず使い出して、ドツボに嵌るようだ。
というわけで、大学の講義では、WEB会議も取り入れて、学生さんにも経験してもらっているけど、なかなかこの取り組み評判が良い。