ヨーロッパのビジネスユニットの連中のリハーサルだが、さすがにパワーポイントなどは本当に綺麗に作るものだ。 関心するのは、いろいろと総意工夫をしており、製品や機能の呼称を、混同したり判りづらくならないように、言葉を変えたり選んだりしている。 仕事を進める上では当たり前のことなのだが、以外とこういうことをしないで、日々のお決まりだけを進めてしまうケースが多い。 今回のヨーロッパでのプレゼンでの工夫を、ワールドワイドに共用できるようにフィードバックしなくてはと思う。
日本の社会の特長なのか、仕事を進める上で、責任回避・保身的行動にエネルギーを注ぐ人が多いように感じる。 他の部門や他の会社などからの回答や責任所在がはっきりしない限り、自らの知見や職務経験に基づいた判断と回答を発生することが出来ないとすると、それは単なるメッセンジャーでしかなく、そのような部門や担当は不要となるはずだ。 当然ながら、各部門が自らの知見や職務経験と職権に基づき、なんらかの判断をしたり、情報を発するということは、その発言や決定に責任を持つことになる。 仕事というのは、責任を持たないでよい仕事はないし、責任を持てる仕事をしてはじめて、その仕事は評価されるのだろうが、なかなか責任をもつことは嫌がられる。