朝の便で、ミラノ経由で帰国の途につく。 ホテルから空港までの間、バスから眺める地中海の太陽が降り注ぐ島の景色は、なぜかという訳ではないが、地中海のイメージそのものだ。 もっとも、行った事も無い土地の勝手に自分の中に作られたイメージっていうのは、以前に観た映画とかに基づいてるわけだが。 地中海のイメージは、古くは"太陽がいっぱい"の南仏だし、イタリアの島となると、"ゴッドファーザー"でマイケルが結婚式を挙げたシシリアだったり、ニューシネマパラダイスだったりが底辺にある。 (マルタはイタリアじゃないけどね....)
マルタの空港は、ターミナルビルとの間にブリッジがなく、ターミナルから飛行機へは、歩いて移動する。 小さなコミューターの場合には、よくあることだけど、エアバスA319クラスなのに、徒歩での移動というのは、もしかしたら、中国の景徳鎮とかカンボジア以来かもしれない。 一方ミラノでは、飛行機からバスでターミナルに移動するが、これは乗って1,2分という短距離だった。 ミラノの乗り継ぎは、45分しかなく、そのまま乗り換えゲートに直行したら、ちょうどゲートが開いて搭乗開始したところだった。 荷物はハンドキャリーしかないけど、チエックインパッケージがあったら、絶対に間に合わないなこれはと思った。 (前回ミラノで荷物が届かないで苦労したのを思い出したよ。)