大きな揺れもなく順調な飛行で、10時過ぎに成田到着する。 入管検査場にいくと、なんと日本人用のカウンターには、ひとりも職員がいない。 よく、外国の小さな飛行場とかで、便が到着して乗客が来てから慌てて職員が出てくることはあるが、成田でこんな光景に出くわすのは初めてだ。 何人かが外国人用のカウンターのほうに行ったら、職員がすぐに開けますから、日本人用のカウンターのほうに並んでくださいといって誘導した。 便の到着なんていうのは、先に判るはずなのに、何かあったのかと勘ぐってしまう。 同じ時間帯に、ヨーロッパから2便くらい着いたのだが、どうも通関職員も出動がおそかったのか、めずらしく通関ゲートも列ができていてびっくり。 日曜日なので成田からは、空港リムジンバスで都心に移動したが、さすがに首都高速も日曜午前の上り方面は渋滞もなく、小一時間で池袋まで出れた。 こういうときは、空港リムジンは便利だ。 平日もこの空港リムジンは、頻繁に業務無線で各バスと事務所が所要時間や事故、渋滞情報を交換していて、首都高速を途中でおりて一般道に迂回したりして、かなり運行時間の短縮に努力をしている。 あの無線のやりとりにある渋滞回避情報を一般に公開したら、かなり価値が高いと思うんだけど...それは企業秘密ということか。